Kitaya lab

オペラントハウスとは?


オペラントハウスは全自動でホームケージタイプのオペラント解析を行う事ができる装置です(非ホームケージタイプのオペラント装置としても利用できます)。タッチスクリーンとレバー入力に対応しています。
また3万円程度の3Dプリンタで印刷した部品と安価な電子部品のみで製作できるため、費用は1台5〜6万円であり、工作や電子機器の知識がなくても作れるようデザインされています。


当サイトでは部品や工具の準備、3Dプリンタの取扱い、装置の製作や取扱い、さらにユーザーオリジナルの課題の追加について解説して行きます。




左から順にタッチパネル搭載型、タッチパネル+操作モニター搭載型、レバー搭載型、赤外線センサーバー搭載型



オペラントハウスで出来る事


オペラントハウスはタッチパネルおよびレバーを使用した課題に対応しています。タッチパネルはマスクを変える事で様々な課題に対応できます。
以下の様に様々な課題に対応しています。またユーザー独自の課題を追加する事も可能です。

Spatial discrimination (空間学習)
Visual discrimination (視覚、記憶)
Patern separation (パターン分離)
Go-Nogo test
Habitual behavior(執着性)
Probabilistic reversal spatial learning (執着性)
Delayed alteration (ワーキングメモリ)
DMTP/DNMTP (ワーキングメモリ)
5CSRTT(注意力)
Lever conditioning (学習)
など



更新情報

2023.12.27 本体モデルデータ修正
2023.04.12 オプションパーツ(タッチパネル)ページ一部修正
2023.04.07 ver0.928のTouchOffTimeのデフォルト値が短すぎたため修正(ver0.929)
2023.04.06 プログラム更新(ver0.928)。任意のパネルに任意のテクスチャを指定できるように変更。パネルROIのバックグラウンド初期化実装。
2023.04.03 赤外線センサーバーと操作モニタの実装法完成。プログラムおよびモデルデータを更新(230331)
2023.03.12 英語ページ完成
2023.02.22 オペラントハウスおよびArduinoのプログラム更新
2023.02.07 ラズベリーパイのセットアップを更新。配布プログラムをver0.838に変更
2023.02.06 カスタム課題の解説追加
2023.02.03 内容を追加
2021.8.23 タッチパネル-マスク間の隙間をさらに1mm狭くしました。また給水アームにケーブル通し用の溝を追加しました。
2021.8.21 マウスの逃亡防止のため、タッチパネルとマスクの間を狭くし、本体とチャンバーの間を固定できるようにモデルを変更しました。Body, Chamber, Roof, Tray, WaterArmのモデルを変更したので古いデータをダウンロードした方は新しいデータを新たにダウンロードしてご利用下さい。また新たな部品としてLockBar, LongLegを追加しました。